金融

みずほ銀、デジタル口座への移行作業中断 再開のめど立たず

 みずほ銀行は5日、2月28日にATM(現金自動預払機)で出金できなくなるなどの障害が起きた問題で、障害の発端となった1年以上記帳のない定期預金口座のデジタル口座への自動切り替え作業について、今月6日以降に予定していた残りの作業を当面延期すると発表した。再開のめどは立っていない。個別に希望する顧客については、引き続きデジタル化の対応を取る。

 自動切り替え作業の中断について、同行は「お客さまの取引の確実な取り扱いに万全を期すため」と説明している。

 この障害では、キャッシュカードや通帳がATMから取り出せなくなる事案が計5244件起きた。同行は4日時点で、このうち99%超について返却済み、または返却手続きを進めていることも明らかにした。残り1%弱の顧客についても、電話やメール、郵送、訪問などの手段を通じて早急に連絡を取り、手続きを進める方針だ。

 これとは別に、3日夜に起きたATM障害では、カードと通帳がATMから戻らない事案が計29件発生。4日のうちにすべて返却のめどがついたという。

 親会社みずほフィナンシャルグループとみずほ銀はトラブルの原因を究明し、再発防止策を策定の上、金融庁に今月中に報告する。

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