現場の風

自然災害と感染症対策は同時並行で MS&ADインターリスク総研・災害リスクグループ長 三和多賀司さん(54) (2/2ページ)

 --自然災害の被害をゼロにするのは難しいが、改めて防災・減災にどう取り組むべきか

 「基本的に防災を意識した街づくりは都市部を中心に行われてきた。ただ、都市化の進行、居住人口、年齢構成などが変わるので、当初の計画通りにはならない。また、ハザードマップなどは更新されている。最新の被害想定に基づく街づくりを考えないといけない」

 みわ・たかし 名古屋大法卒。1989年千代田火災海上保険(現・あいおいニッセイ同和損害保険)入社。商品開発や企業営業部門、ロンドン駐在員などを経て、2011年4月から現職。自然災害のリスク診断や対応、ソリューション提案などを行っている。愛知県出身。

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