東京都が新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令された場合の措置案として、酒類を提供する飲食店に対して休業要請する方向で調整していることが22日、関係者への取材で分かった。酒類を提供しない場合には午後8時までの営業時間短縮要請を行う方針で、政府と協議を進めている。
関係者によると、措置案では床面積の合計が1000平方メートルを超える大型商業施設は生活必需品の売り場を除いて休業を要請。イベントは社会生活の維持に必要なものを除き、原則、無観客で開催するよう協力を求める方針で、スポーツの試合などが想定されるという。
また、交通事業者には平日の終電の繰り上げなどの協力を求める。