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高級旅館「ふふ京都」、京都・南禅寺エリアに26日オープン 室内ヒノキ天然温泉

 不動産業のヒューリックとホテル・飲食店運営のカトープレジャーグループは22日、京都・南禅寺エリアで26日に開業する旅館「ふふ京都」(京都市左京区)を報道陣に公開した。「ふふ」は静岡県熱海市で平成19年に出店したのを皮切りに全国で4店舗を展開。京都では初出店となる。

 全40室がスイートルーム仕様の高級旅館で、南禅寺近くの高級料亭跡地に新築した。室内で庭園などの景色を望みながら、ヒノキの浴槽で天然温泉を楽しめる。宿泊料金は1泊1室2人利用(2食付き)で7万7千円から。約100平方メートルの最高級客室は同27万5千円から。すでに千組ほどの予約が入り「滑り出しは好調」(担当者)という。

 熱海や奈良で展開する既存の4施設は新型コロナウイルス禍でも100%近い高稼働を維持。建物を所有するヒューリックの西浦三郎会長は「海外旅行ができない分、国内で安心して旅をしたい人は多い」と話す。宿泊客の約半数が「ふふ」を過去に利用したリピーターという。

 来年には神奈川県の箱根に「ふふ強羅」を開業予定。さらに長野県の軽井沢や神奈川県の城ケ島にも出店し、令和6年までに9施設を展開する計画だ。

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