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貸しおしぼりのFSXが13億円調達 財務基盤強化、新商品の量産・開発に充当

 貸しおしぼりのFSX(東京都国立市)は、商工組合中央金庫八王子支店を幹事役に、西武信用金庫(同中野区)、多摩信用金庫(同立川市)、東日本銀行、きらぼし銀行との協調融資と日本政策金融公庫(日本公庫)からの融資で、総額13億円を調達した。調達した資金は、財務基盤の強化、新規事業となる抗菌紙おしぼりの量産体制確立や研究開発などに充てる。

 総額13億円の融資とは別に、日本公庫の資本性劣後ローン「新型コロナウイルス感染症対策挑戦支援資本強化特別貸付」により、4億5000万円も調達した。この貸付制度は新型コロナウイルスで事業に影響を受けた企業を対象に、欠損した資本を補う目的で作られたもので、返済を他の案件よりも後回しにできる。

 FSXは新規事業として、2009年に抗菌仕様の紙おしぼりを開発。常在菌99%以上を除去できるこの紙おしぼりは、新型コロナの世界的な流行で、金融機関やサービス業などを中心に注文が急増。飲食業をメインとした布おしぼりのレンタルの苦境をカバー。昨年9月以降は単月の売上高が前年を上回っている。

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