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オンキヨー、2期連続最終赤字 シャープへの事業売却延期

 オンキヨーホームエンターテイメントが20日に発表した令和3年3月期連結決算は、売上高が前期比59・3%減の88億円、最終損益が58億円の赤字(前期は98億円の赤字)となった。債務超過も2期連続となり、東京証券取引所ジャスダック市場の上場廃止基準に抵触し、7月末に上場廃止となる見込み。

 一方、スピーカーやアンプなど主力のホームAV事業の売却に向け、4月末からシャープと米オーディオメーカーとの間で協議を続けており、契約締結を5月20日に予定していたが、「最終調整で3社での確認が引き続き行われている」とし同月下旬に延期した。

 4年3月期の業績予想については、「ホームAV事業売却の影響の不確実性が高く、業績予想を合理的に算出することが困難」として未定とした。

 3年3月期は、ホームAV事業で取引先への営業債務の支払い遅れが続いて部品が調達できなくなり、生産を停止するなどして売り上げが大幅に減少。自動車向けスピーカーなどを手掛けるOEM(相手先ブランドによる生産)事業も、新型コロナウイルス禍に伴う自動車メーカーの減産などで打撃を受けた。

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