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武蔵野・加須・川幅…うどん生産量2位の埼玉が「うどん県」をPR

 生産量が全国2位とされ種類も多彩な埼玉県のうどんをPRしようと、同県入間市の会社員、永谷晶久さん(40)が「埼玉を日本一の『うどん県』にする会」会長として、会員制交流サイト(SNS)などでの発信を続けている。圧倒的な知名度を誇るトップの香川県を超えるのが目標だ。

 「ずるっ、ずるっ」。5月上旬、埼玉県所沢市の「うどきち」で、永谷さんが勢いよくうどんをすする音が響いた。「さらにパワーアップしていますよね」。店主の倉田将昭さんに笑顔を見せる。永谷さんはかつて出演したテレビ番組で同店を紹介。「応援し、世の中に知らしめてくれた」と倉田さんは喜ぶ。

 千葉県出身の永谷さんは小学6年で入間市に引っ越し。うどんに特別な思いはなかったが、埼玉県の生産量が全国2位だとテレビで紹介されたのを見て「頑張れば1位になるかも」と興味を抱いた。2015年4月に同会を立ち上げ、うどん店を訪れて写真や店の情報をSNSで発信するようになったという。

 農林水産省の最新の統計では、09年のうどん(ゆで麺)生産量は香川県が3万8600トンで、埼玉県はそれに次ぐ2万2350トンだ。小麦作りが盛んな埼玉県では、地域ごとにうどん食文化が発達。つけ麺タイプの「武蔵野うどん」(県西部)、喉越しの良い「加須うどん」(加須市)といった郷土食のほか、幅広い麺が特徴の「川幅うどん」(鴻巣市)など町おこしで生まれた新メニューも加え、ご当地うどんが20種類以上ある。

 永谷さんは延べ300~400店を巡り、テレビなどで活動が取り上げられるように。19年には44店を紹介する「スゴい!埼玉うどん王国宣言!!」を出版した。

 最近、埼玉うどんの知名度が少し上がったと感じる永谷さん。「今は香川が1強だけど、埼玉にも足を運んで味わってほしい」と話している。

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