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リッジラインズ 顧客企業に最先端のDX提供

 リッジラインズ社長・今井俊哉さんに聞く

 --富士通のデジタルトランスフォーメーション(DX)専門会社としてスタート。いよいよ2年目に入った

 「リッジラインズは、富士通グループの中で“変革を促す会社”と位置づけられている。グループのソリューション会社やシステム会社と混同されやすいが、DX系のプロジェクトを専門に扱う会社であり、今後はそうした方向性をより鮮明にしていく。当初は富士通総研から引き継いだ従来型や従来型+αといった感じのプロジェクトも多かったが、これから新たに開拓するのは今後を見越したDX案件に集中していく考えだ」

 --DX案件に集中していく上での課題は

 「富士通の時田●仁社長(●=隆の生の上に一)からは“まぜるな危険”といわれる。これは、富士通と同化しないように、という意味だ。大変革期を迎え、富士通グループも構造改革を進めている。リッジラインズはそうした中で、グループの中でも独立して理想的な構造改革やDXの在り方を追求していく必要がある。われわれ自身も変革の途上にある。さらなる従業員の意識改革も求められるだろう。そうした改革の先頭に立ちたい。結果として、富士通グループが5年後に目指す姿になっているかもしれない」

 --日本企業の構造改革やDXを追求しよう、という点は興味深い

 「日本企業のDXは米国企業などよりも遅れている。しかし、米国企業を手本に同じことができるわけでもない。労働関連法規や労働組合、終身雇用など、米国とはあまりにも環境が違っているためだ。そうした独自のルールや慣習、美学もよく理解した上で、改革を支援していく。顧客企業は自らの変革を望んでいる。そのニーズに最先端のDXを提供していく。改革を真に成功させるために日本型の考え方や取り組み方も考慮し、顧客を将来の成長につながる変革に導きたい」

【プロフィル】今井俊哉 いまい・としや 慶大経卒、1982年富士通入社。88年ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院修了、2002年SAPジャパンバイスプレジデント、12年ブーズ・アンド・カンパニー・ジャパン社長、15年PwCコンサルティング副代表執行役、20年から現職。東京都出身。

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