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AIが店内映像解析、接客を効率化 埼玉・川口のイオン

 埼玉県川口市の大型商業施設「イオンモール川口」が8日に新装開業し、中核となる総合スーパー「イオンスタイル川口」に、店内の映像を解析して接客に生かす「AI(人工知能)カメラ」が導入される。最先端のIT技術を活用した「スマートストア」を標榜(ひょうぼう)し、店舗運営の効率化を図る。

 スマートストアの取り組みは、これまで一部店舗で実証実験を行ったケースがあるが、本格稼働するのは全国のイオンで初めてとなる。

 AIカメラは、イオンスタイル川口の天井などに約150台設置される。買い物客が一定時間、同じ売り場で迷うような動きをしていると、AIカメラが映像を解析、接客の必要性を判断して店員に知らせる。

 買い物客の動きや、何を選んだかも分析し、品ぞろえに生かす。売り場の滞在人数を計測することで、レジを担当する店員の人繰りや入店制限が適切に行えるようになることも期待できるという。

 AIカメラに加え、陳列棚に商品と連動した販促情報を伝える動画が流れる「シェルフサイネージ」を設置するほか、鮮魚売り場では、加工場での調理の様子を大型モニターでライブ配信する取り組みを行う。

 イオングループの担当者は「今までにない快適な買い物環境を提供するとともに、効率的な店舗運営を推進する」としている。

 イオンモール川口はイオンスタイル川口のほか約150の専門店が入居する。

 昭和59年に「川口グリーンシティ」としてオープンし、平成30年にいったん営業を終え、改装工事を進めていた。(中村智隆)

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