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塩野義、コロナ重症化判定 アトピー検査キットを活用

 塩野義製薬は7日、アトピー性皮膚炎向けの検査キットが新型コロナウイルスの重症化リスクの判定補助に使えるようになったと発表した。厚生労働省から同日、追加承認を取得した。発症初期の患者に対して用い、入院か自宅療養に振り分ける際の判断材料とし、医療機関の負担軽減につなげる。

 検査キットは平成26年にシスメックスと共同開発したもので、血液中の「TARC」と呼ばれるタンパク質の濃度を測定する。アトピー性皮膚炎患者はこの濃度が高いが、重症化リスクのあるコロナ患者はTARCの値が発症初期から低いことが確認されており、判定に活用できるという。

 コロナ患者は初期症状が軽くても症状が急速に悪化するリスクがあり、病状変化の見極めが難しいことが課題とされている。

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