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コロナ治療薬で供給契約 医薬メルクと米政府、今年後半にも緊急使用許可を申請

 米医薬品大手メルクは9日、開発中の新型コロナウイルス治療薬を供給する契約を米政府と結んだと発表した。体内でのウイルスの増殖を抑える働きを持つ経口薬で、今年後半にも緊急使用許可を申請する方針。承認を得れば、約170万回分を約12億ドル(約1300億円)で供給する。

 治療薬は「モルヌピラビル」で、バイオ医薬品の米新興企業リッジバック・バイオセラピューティクスと共同開発している。重症化を防ぐため、感染初期段階での使用が想定されている。

 有効性や安全性を確認するための臨床試験(治験)は、世界で1850人が参加して最終段階にあり、今年9月か10月に結果が出る見通し。メルクは生産設備の増強も進めており、今年末までに1千万回分以上を供給できる体制を整える方針だ。(共同)

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