現場の風

ヤマハ発動機 シニアに優しい電動アシスト自転車を

 □ヤマハ発動機 SPV事業部事業企画部・黒沢大介さん(31)

 --シニア層向け電動アシスト自転車の国内市場が拡大している

 「販売台数ベースで、ヤマハ発動機の国内全体の電動アシスト自転車の購入者の4分の1は65歳以上だ。高齢化に伴い、この年代層の人口は拡大が続く。2014年に発売した『PAS SION-U(パス シオン ユー)』はシニア層に優しく、扱いやすい先駆的な電動アシスト自転車だ。他社も同様の商品を投入し、追随してきている」

 --そのPAS SION-Uを初めて全面改良し、新モデルを18日から発売する

 「ユーザーの声を拾うと、特に重視しているのは車体の軽さだと分かった。先代と比べ、コンパクトな20型モデルで0.8キロ、24型モデルで1.4キロ軽くした。押し歩いたり、前輪を上げて駐輪場のラックに載せたりする際も楽になる」

 --機能面の改善点は

 「坂道を登ったり、荷物が多かったりするときに選択できる『強』モードのアシスト力を高めた。ペダルが付いているクランクと呼ばれる棒を短くして、ペダル回転の直径を縮小し、急な坂道でもより楽に登れる」

 --デザインで工夫した点は

 「ユーザーに、前向きな気持ちになってもらおうというのがコンセプトにある。荷物を載せるバスケットやチェーンカバーには、外出が楽しくなるようなスタイリッシュなデザインを採用した」

 --乗り心地にも配慮している

 「先代で好評を得ているクッション性の高いサドルを引き続き使っている。タイヤも安定性に優れた太めのものを採用した。PAS SION-Uが、生活の一つのツールとしてだけでなく、日々の生活の中で、趣味や生きがいにつなげていくための相棒になってほしい」

【プロフィル】黒沢大介

 くろさわ・だいすけ 立教大コミュニティ福祉学部卒。2019年、ヤマハ発動機入社。電動アシスト自転車の商品企画を担当。

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