金融

欧州中銀、大規模緩和継続 資産購入枠を維持

 欧州中央銀行(ECB)は10日、ユーロ圏19カ国の金融政策を議論する理事会を開いた。最新の景気動向や新型コロナウイルスの感染状況などを踏まえ、大規模な量的金融緩和を進めてきた現行政策を継続することを確認した。

 新型コロナのワクチン接種拡大で景気改善への期待が高まる一方、感染が収束する時期は見通しにくく、先行きには不透明感が漂う。年初に比べて長期金利も上昇しており、1兆8500億ユーロ(約250兆円)と定めた新型コロナ対策用の資産購入枠を維持した。

 欧州連合(EU)統計局が8日発表したユーロ圏の2021年1~3月期の実質域内総生産(GDP、季節調整済み)は前期比0・3%減と、2四半期連続のマイナス成長となった。4~6月期以降は回復に向かうとみられ、ラガルド総裁が理事会後の記者会見でどのような景気認識を示すのかが焦点だ。(共同)

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