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低コストのAI無人レジ開発 京セラ、複数商品を瞬時に認識

 京セラは10日、人工知能(AI)を活用し、複数の商品を瞬時に認識できる無人レジのシステムを開発したと発表した。1台のカメラで6000種類以上の商品を識別でき、低コストで簡単に導入できるのが特長。2023年以降に商品化し、まずは小規模店舗などへの普及を図る。人手不足の軽減や、新型コロナウイルス流行による非接触需要の拡大に対応する。

 商品をレジ台に並べると専用カメラが自動で読み取り、事前に登録した商品画像とAIが照合。商品が重なり合っていても高精度に識別可能で、個体差のある野菜や果物も同じ商品として認識できる。

 これまで実用化された無人レジは、複数のカメラを設置したり、商品ごとに専用タグを取り付けたりする必要があった。今回のシステムは、カメラ1台とパソコン、商品情報や価格を表示するモニターだけで構成され、大規模な設備投資が不要だという。

 京セラが手掛けてきた自動運転用カメラの画像認識技術などを応用した。同社の担当者は「コロナ禍に何か社会貢献をできないか、という発想で開発した」と述べた。

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