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半導体文献も不正入手か ロシアスパイに協力疑い

 在日ロシア通商代表部の職員に渡す目的を隠し、不正に軍事技術関連の文献を入手したとして、電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕された元調査会社経営の宮坂和雄容疑者(70)が、半導体開発に関連する文献も入手していたことが11日、神奈川県警への取材で分かった。県警は同日、宮坂容疑者を送検する。

 県警によると、宮坂容疑者は「約30年間で複数のロシア人スパイに文献を提供し、約1千万円を受け取った」と供述。文献入手を依頼した通商代表部の40代の男性職員は、情報機関に所属しているとみられ、県警はロシア側が長年にわたり、組織的にスパイ活動を行っていた疑いがあるとみて捜査している。在日ロシア大使館に職員の出頭を要請したが、応じていない。

 宮坂容疑者は顧客の依頼を受け、技術文献を調査、提供する会社を東京都内で経営していたが、現在は無職。令和元年7月に文献検索のデータベースに会員登録し、直後から順次、逮捕容疑となった技術文献のコピー入手をした疑いが持たれている。

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