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新幹線で鮮魚輸送 気仙沼のカツオ、埼玉で即日販売

 JR東日本は17日、宮城県の気仙沼港で朝に水揚げされたカツオを新幹線で輸送し、その日の午後にJR大宮駅(さいたま市大宮区)近くの施設で販売する取り組みを、7月16日と17日に実施すると発表した。

 仙台駅を午後0時44分に出発する東北新幹線で2、3箱程度のカツオを輸送し、大宮駅東口近くの「まるまるひがしにほん 東日本連携センター」で午後3時ごろから販売する。

 JR東日本大宮支社の担当者は「ニーズはあるとみている」と話しており、新幹線による貨物輸送の活用を徐々に拡大したい考えだ。駅構内での販売目的ではなく、市中の店舗に新幹線を使って貨物を運ぶのは、同支社管内で初めてという。(兼松康)

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