IT

ソフトバンクG・孫会長兼社長 「AI情報革命の資本家だ」“孫節”披露

 ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は23日に開催した定時株主総会で、「人工知能(AI)を使った情報革命に注力したい」と述べ、同社や傘下ファンドが進めている各国のAIベンチャー企業への投資を続ける方針を強調した。一方で単なる投資会社ではなく、「AI起業家とビジョンを共有して情報革命の未来を作る資本家だ」と“孫節”を披露した。

 株主総会のプレゼンテーションでは、孫氏は投資会社の側面を強めていることについて、19世紀の産業革命期に発明家に投資したロスチャイルド家に自らをなぞらえ、「ソフトバンクグループは(現代の)AI情報革命の資本家だ」と自説を展開した。

 一方、株主から「自社株買い以外で株価が上がらない」との質問が出た際には「自社株買いばかり気にされるのは、創業者として悲しい」と苦笑。同社が投資事業の指標としている、保有株式価値から純負債を引いた時価純資産を意味する「NAV」についても、株主からは批判的な声が出たが、「資本家として一番重要なものさしだ」と改めて強調した。

 後継者問題については、90歳の今も投資家として著名なウォーレン・バフェット氏を挙げ、「69歳を過ぎても社長をやっているかもしれない。会長として経営に関わるかもしれない。後継者選びは最重要な仕事の一つだ」と述べた。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus