大手スーパー、イトーヨーカ堂のアリオ葛西店(東京都江戸川区)、木場店(同江東区)、四街道店(千葉県四街道市)の3店で25日、福島県産の魚介は販売するフェアが始まった。27日まで。東日本大震災と原発事故からの復興応援が目的。魚食推進を目的とした産経新聞社の「SAKANA&JAPAN PROJECT」と連携した取り組みで、同県産品の風評払拭に取り組む東京電力ホールディングスが協力している。
アリオ葛西店では、「常磐もの」と呼ばれるカレイやメヒカリ、ホッキ貝などの鮮魚のほか、メバチマグロ、蒸しダコなどが並び、販売員がレシピを配って、おいしさや食べ方を伝えながら販売していた。同社マルシェ部の湯山一樹・鮮魚担当スーパーバイザーは「新鮮で厳選した魚を豊洲市場から店舗に直接届けてもらっている。多くの人に福島の魚のおいしさを知ってほしい」と話している。