テクノロジー

省エネスパコン世界一に返り咲き 日本のプリファード・ネットワークス

 消費電力を抑えて効率的に計算する性能を競うスーパーコンピューターの世界ランキング「Green500」が28日発表され、人工知能(AI)ベンチャーのプリファード・ネットワークス(東京都千代田区)が開発したスパコン「MN-3」が世界一に返り咲いた。

 半年ごとに発表されるランクで、MN-3は昨年6月にトップになった後、同11月に米国のスパコンに抜かれたが、さらに性能を向上させて首位を奪還した。

 執行役員の土井裕介氏は、「Green500で再び1位を獲得できたことを大変うれしく思う」と、同社サイトにコメントを掲載。「ソフトウエアの力でハードウエアの実力を最大限引き出す、という設計思想がある」とも述べた。ソフトの改良などを行った結果、前回ランク時よりも約14%性能が向上したという。

 同日にはスパコンの総合的な計算性能を測る「TOP500」も発表され、理化学研究所のスパコン「富岳」(神戸市)がトップとなった。富岳は、より実用的な計算や人工知能(AI)、ビッグデータの計算性能を競う分野でも首位となり、3期連続の4冠を達成。

 プリファードが首位となったGREEN500を含め、日本勢が5つのタイトルを制した。

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