目や身体の疲れをケアするリフレッシュサロン「目の美容院」が好評だ。同サロンをフランチャイズチェーン(FC)展開するアップビート(東京都渋谷区)の大野木眞理社長によると「当初は新型コロナウイルス禍で利用者の減少も予想したが、実際には利用者も堅調に推移しており、問い合わせなども多くなっている」という。
1年以上にわたるコロナ禍でテレワークなども定着しているが、自宅で一日中パソコンやスマートフォンと向かうこともあり眼精疲労や肩凝りは大きな課題だ。「目の美容院」には、そんなビジネスパーソンが目の疲れを解消しに集まってくる。
「人気のサービスは、料金1万1000円で70分のコースです。足や手から肩、首、眼などまで、全身の疲れを総合的にケアします。マッサージや磁気を発生する機器を使い、全身の血行を高めます。パソコンを使い続けると目や肩に疲れが出ますが、血行を促進すると楽になります」(同)
大野木社長も「コロナ後もニーズは増えると思います。定年退職後にサロンを開設したい、という声もありますので、ニーズに合わせてFC出店の希望者も募り、次世代の働き方を支えていきたい」としている。
現在、直営2店を含む計28店を関東を中心に展開しているが、来月には関東で2店増えて計30店体制になる。「今後はまだ店舗のない名古屋などにも出店したい。来年以降は全国50店体制に向けて出店を進める」(大野木社長)と意気込む。