大阪府箕面市は9日から、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少した地元商店などを応援し、市民生活の支援にもなるプレミアム付き商品券の予約受け付けを始めた。6月末まで使えた「小さなお店応援チケット」の第2弾。バス乗車券やタクシーチケット付きなど、最大で75%のプレミアムが付くセットもある。
第2弾は、6千円分が使える「レギュラー商品券」(販売価格5千円)2万冊▽2500円分に阪急バスかオレンジゆずるバスの一日乗車券が付いた「バス一日乗車券付商品券」(同2千円)2千冊▽2500円分に千円分のタクシーチケットが付いた「タクシーチケット付商品券」(同2千円)2千冊-の3種類。予約申込期間は8月9日までで、9月1日~12月31日に利用できる。
市内の約430店で使えた第1弾は今年3~4月に販売されたが、予定の2万冊を上回る事前申し込みがあった。参加店からも「新しい来店客もあり、新規顧客の発掘にもつながった」など好評。第2弾では総額1億3400万円の市内消費を喚起すると市は見込んでいる。
市箕面営業室は「コロナ禍で交通事業者も苦しんでいるので、新たなセットを企画した。より多くの店舗を回って新しい魅力を再発見してほしい」と話している。