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4度目緊急事態宣言、初の週末 長引く自粛に嘆く声

 東京都を対象に4度目となる新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令決定後、初めての土曜日を迎えた10日、都内の主要駅や繁華街は大勢の人でにぎわった。長引く自粛生活を嘆く声が聞かれ、多くが無観客開催となるものの、東京五輪・パラリンピックへ期待を寄せる声もあった。

 新幹線を利用して全国から大勢の人が訪れるJR東京駅。横浜市の女性会社員(21)は仕事で大阪に向かうといい「宣言はまたかという感じで実感がわかない。大阪出張も前から決まっていたし…」とうんざりした表情を見せた。

 一方で、東京五輪は楽しみにしており「努力してきた選手の活躍の場だし、みんなストレスがたまっている中、無観客でも始まればなんだかんだ一緒に盛り上がれると思う」とうれしそうに語った。

 京都から遊びに来る家族を迎えに来ていた千葉県君津市の男性会社員(59)は「ワクチンで感染への恐れも前ほどはなく、今後は当たり前の生活が優先されるのでは」と冷静に受け止めた。

 渋谷のスクランブル交差点は朝早くから買い物に来た若者や通勤する人が行き交った。神奈川県の会社員、伊藤興平(きょうへい)さん(34)は「東京だけで人の動きは抑えられず、宣言の効果は出ないのでは」と懐疑的だ。

 例年なら観光客でにぎわう浅草。土産物店「オカダヤ」の店長、菊地洋子さん(76)は「宣言は仕方ないが、観光客が減ると思うので痛手。まだまだ踏ん張らないといけない」と厳しい表情で語った。

 宣言の期限は23日に開会式を迎える東京五輪期間を含めた来月22日まで。11日が期限の沖縄県の宣言と、埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県の蔓延(まんえん)防止等重点措置も延長する。

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