金融

堂島商取、コメ先物取引の本上場申請 8月7日までに認可の是非を判断

 大阪堂島商品取引所は16日、試験上場中のコメ先物取引について、常設の本上場への移行を農林水産省に認可申請したと発表した。平成23年の試験上場開始以来、3度目の申請となる。これまでの2回の申請はいずれも認められず、試験上場の延長を繰り返していた。農水省は試験上場期限の8月7日までに認可の是非を判断する。

 「十分な取引量」が見込まれることが本上場認可の基準とされるが、現在の試験上場期間が始まった令和元年8月以降、この約2年間の取引高は過去最高水準となっている。中塚一宏社長はこれまで「(基準を)十分クリアできていると思っている」としていた。

 試験上場の期間は2年間で、4度の延長で市場を存続させてきた。ただ、一部地域の農協協同組合(農協、JA)を除いてJAグループは取引に参加しておらず、コメ先物に慎重な姿勢を崩していない。

 堂島商取は4月に会員組織から株式会社に移行。ネット金融大手SBIホールディングスなどの出資を受けて財務体質を強化した。将来的にはコメ以外に貴金属などの商品先物や金融分野も取り扱う総合取引所化を目指している。

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