ビル管理の大成（名古屋市中区）は今秋をめどにロボット警備サービスに本格参入する。ロボットベンチャーのｕｇｏ（ユーゴー、東京都千代田区）の２本腕ロボット「ｕｇｏ ＴＳシリーズ」を使ったサービスを人手不足や人件費の上昇に悩むビル所有者などに売り込む。
ロボットは頭部とその上方にカメラ、顔の部分にマイクとスピーカーを装備。エレベーターの操作法を機械学習で習得しており、左手でＩＣカードをかざし、右手で利用階を指定するなど、一般的なエレベーターであれば人と同様の動きで対応できる。これによりロボットがエレベーターに乗り込むための連携システムなどが不要となり、ロボット警備の導入コストを抑えられるという。ロボットの月額レンタル料は１台１８万５０００円から。