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活躍の場失ったボランティアが案内 五輪会場周辺をオンライン観光

 ほとんどの競技が無観客開催となった東京五輪・パラリンピックで、会場に来られない国内外の人々に観光気分を味わってもらおうと、都市ボランティアが会場周辺の地元を案内するオンラインによる観光ツアーが30日から始まる。早くも満員となるツアーも相次ぐなど人気を集めている。英語と日本語で行われ、8月29日まで無料で実施する。

 「オンラインツアーに参加した人がその地域に興味を持つことで、新型コロナウイルス収束後に現地を訪れる人が少しでも増えてくれれば」。米民泊仲介大手エアビーアンドビーとともに、オンラインツアーを企画した日本財団ボランティアサポートセンターの担当者は、そう期待を寄せる。

 今大会は東京都を含む11自治体に競技会場があり、それぞれで多くの都市ボランティアが地元の観光案内などを務める予定だった。だが、新型コロナの影響で活動の場が失われたことを受け、今回の企画が立ち上がったという。

 参加するのは競技会場がある首都圏の都県や市に加え、宮城県や福島県など9自治体の都市ボランティア有志計89人。20チームに分かれ、それぞれが趣向を凝らしたツアーを実施する。

 例えば、宮城県のツアーでは東日本大震災で被害を受けた東松島市の復興のあゆみなどを紹介し、感謝を伝える。また、東京都のパラリンピックのマラソンをテーマにしたツアーでは、コース上の地理や歴史、パワースポットなどを豆知識を交えながら紹介する。

 エアビーアンドビーの特設サイトから申し込みを受け付けている。

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