テクノロジー

新型エンジン実験に成功 JAXA、観測ロケット打ち上げ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で、燃料と酸素の混合ガスを爆発的に反応させて生まれる衝撃波を利用する開発中の新しいエンジンを搭載した、観測ロケット「S-520」31号機を打ち上げた。宇宙空間でのエンジン性能実証が目的で、JAXAによると実験は成功した。

 打ち上げは同日午前5時半。ほとんど雲のない朝焼けの空をロケットはまばゆい光を放って突き進み、約20秒後、肉眼では見えないほど高い上空に達した。立ち会ったJAXA職員からは拍手が湧き上がった。

 衝撃波を推進力とする技術が実用化されれば、エンジンを軽量化することにより、エネルギー効率を改善することも期待できる。JAXAは遠い宇宙を探査するための基幹技術として開発に取り組んでいる。

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