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三菱電機、品質管理の国際認証が一時停止に

 三菱電機は29日、品質管理の仕組みに関する2つの国際認証規格について、国際認証機関から21日付で一時停止するとの通知を受けたと発表した。鉄道車両向け機器の検査不正問題を受けた措置で、三菱ブランドへの不信が国際的に波及した格好だ。

 一時停止されたのは、30年超にわたる検査不正が明らかになった長崎製作所(長崎県時津町)が取得した国際標準化機構(ISO)の品質管理に関する国際規格と、鉄道車両分野の製品に対する国際鉄道産業標準規格(IRIS)の2つ。顧客の条件によっては応札資格を失ったり、製品カタログに認証取得について記載できなくなるなどの影響がある。

 三菱電機は外部専門家による調査委員会の調査結果などを踏まえ、一時停止の解除に向けた手続きを行う方針だ。一連の検査不正問題をめぐり、同社では28日付で杉山武史前社長が引責辞任し、後任に漆間啓氏が就任。漆間氏は28日の記者会見で、新たに品質管理を担当する執行役を置く考えを示している。

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