東京五輪

選手とつながり体感 日本勢メダルラッシュ、関連グッズ人気

 東京五輪は後半戦に入っても日本勢のメダルラッシュが続き、関連グッズの人気が高まっている。今大会は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い多くの会場で無観客開催となったが、代表選手との一体感を求めたり開催の記念にしたりしようと、関連グッズを手に入れようとする人々が増えているようだ。

 開幕前の7倍

 全国に67店、都内に21店ある東京五輪・パラリンピック関連グッズの公式販売店。このうち聖火台近くにある台場店(港区)は最大の店舗面積(約120平方メートル)を持ち、キーホルダーやTシャツ、タオルなどのグッズがずらりと並ぶ。4日も国籍を問わず多くの人が訪れ、手にしたかごへ次々と商品を入れていた。

 「お小遣いをためて体操のキーホルダーを買った」と話すのは、八王子市に住む岡結斗(ゆいと)君(9)。母の幸子(さちこ)さん(43)が体操の観覧チケットを当てたため、会場に近いお台場のホテルに宿泊。無観客開催で競技の観覧はできなかったが、公式グッズを「大事に使いたい」と満足げだった。新宿区から夫婦で訪れた50代会社員男性は、平日にもかかわらず「こんなに盛況だとは思わなかった」と驚いた様子。聖火台を見た帰りに立ち寄った埼玉県に住む60代の夫婦は「トーチのオブジェが欲しかったが売り切れていた」と残念がった。

 7月初旬の開幕前と比べ最近の客足は7倍といい、関係者はうれしい悲鳴を上げる。自宅での観戦用になるタンブラーやフラッグなどが好調だという。

 グッズの売れ行きについて東京五輪・パラリンピック組織委員会は「大会本番を迎え、以前よりさらに多くの方から商品に興味を持って頂けていることを実感している」としている。

 ワンチームで応援

 最近は、表彰台などで代表選手が身につけるジャケットと連動したデザインの「レッドTシャツ」の売り上げが好調だ。五輪関係者は「表彰台に上がる回数が増えていることなどが影響しているのでは」と分析する。Tシャツはアシックスが開発した公式応援グッズ。全てに異なる通し番号が印字され、選手とのつながりをより感じることができるという。

 同社の広報担当者によると、7月23日の開幕前後の22~25日の4連休には、原宿の旗艦店への来店客が前週の2倍以上に増加。開会式の日は店舗でTシャツを購入し、そのまま開会式の会場周辺に行く人が多かったという。同社の広報担当は「Tシャツを着てみんなでワンチームとなって応援を届けたい」と話した。

 選手の使用したユニホームなども人気だ。新競技スケートボードの男子ストリートで7月25日に金メダルを取った堀米雄斗選手の着たカラフルなTシャツが注目を集めた。米スポーツ用品大手ナイキ製で、翌26日には直営のオンラインストアで全サイズが完売したという。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus