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火星探査車、初の試料採取に成功か NASA発表

 米航空宇宙局(NASA)は2日(日本時間3日午前)、火星探査車「パーシビアランス」が初めて岩石試料の採取に成功したもようだと発表した。探査車に搭載されているカメラが撮影した画像が1日に届き、チューブから岩石試料がのぞいている様子が確認できたとしている。

 試料が採取されたのは、「ロシェット」と呼ばれているブリーフケース程のサイズの岩石。NASAジェット推進研究所のプロジェクト・マネジャー、ジェニファー・トロスパー氏は「驚異的な成果だ。チームは(試料を取る)場所を決定し、実行可能で科学的に価値のある岩石を選んで、採掘した」とコメントした。

 パーシビアランスは8月5日に最初の試料採取を試みたが、岩が細かく砕けたことで失敗していた。今回は、試料が取れていることを確実に確かめるため、チューブを密封する前に撮影する手順を加えた。

 NASAは今回の画像は日照条件が悪くチューブの内部が良く見えないため、さらに画像を取得して確認を進めるとしている。より良い日照条件で撮影した画像と、日没後の画像を取得し、4日早朝にデータが地球に届く予定だという。

 今年2月に火星に到着したパーシビアランスは、火星に生命が存在した証拠を見つけるため、約35億年前は湖だったとされる「ジェゼロクレーター」の探査を続けている。岩石から採取された試料は、後続の探査機が容器を2030年代に地球に持ち帰り、詳細に分析する計画だ。

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