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星出さんISSを離脱、米フロリダ沖に着水して帰還へ

 国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の宇宙飛行士の星出彰彦さん(52)が日本時間9日午前4時5分ごろ、約半年間の宇宙滞在を終え、米新型宇宙船クルードラゴン2号機でISSを離れた。

 米航空宇宙局(NASA)などによると、星出さんは米欧の飛行士3人とともにISSを離脱。ISSの周りを1周して写真撮影した後、軌道を変更しながら徐々に高度を下げ、大気圏に突入。同午後0時半ごろ、米フロリダ沖に着水して帰還する。

 当初は5日に帰還予定だったが、交代要員が搭乗するクルードラゴン3号機の打ち上げが当初予定よりも遅れることになったため8日に延期。さらに1日延期となり、9日の離脱、帰還に計画を変更した。

 星出さんはクルードラゴンで今年4月にISSに到着。ISS船長を務め、将来の人類の宇宙長期滞在を想定した実験なども実施。自身4回目となる船外活動も行った。

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