テクノロジー

鉄道技術展が開幕 会場入口は来場者の長い列

 国内唯一の鉄道技術に関する総合展示会「第7回鉄道技術展 2021」(主催・産経新聞社)が24日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。

 午前10時の開場時には、検温なども実施している展示会場の入り口ゲートには来場者の長い列ができた。

 隣接する国際会議場では「鉄道技術行政における新たな課題への対応」と題する江口秀二・国土交通省大臣官房技術審議官の基調講演がスタート。これに続き、小縣方樹・JR東日本顧問による「公共交通からはじまる革新的な価値の創造」と題する基調講演、渡辺郁夫・鉄道総合技術研究所理事長による「COVID-19を乗り越えて:鉄道の未来を創る研究開発」と題する講演などが予定されている。

 展示会場には国内外から鉄道車両メーカーや信号システムメーカー、保守や駅務に関するシステム会社など359社・団体が出展しており、来場者に向けた最新の製品や技術、サービスについての情報発信が一斉に始まった。

 会期中は社会インフラ構造物の建設技術や保全技術、老巧化対策、補修技術、点検用ドローンなどに関する展示会「第4回 橋梁(きょうりょう)・トンネル技術展」も併催。関連するセミナーなども行われる。

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