中国、高齢者詐欺被害回避へ10項目

 
福建省福州市で今月7日、当地の伝統的な行事「拗九節(孝順節)」でお年寄りと一緒に街を散歩するボランティア(中国新聞社)

 高齢者は詐欺の対象になりやすく、いったん被害に遭うと心理面や経済上の打撃は甚大だ。そのような事態を避けようと、中国消費者協会は今月中旬、高齢者が詐欺被害などに遭わないための、消費に関する注意点10項目を発表し、注意を呼び掛けた。中国国営新華社通信が伝えた。

 (1)病気の際は、正規の医療機関で受診し養生すること。違法な医療行為や健康食品、出所不明のインターネット医療に依存してはいけない(2)「無料」や「半額セール」の誘惑に負けてはいけない(3)健康食品や医療、医薬品の虚偽広告にだまされないこと(4)「専門家」という肩書で高齢者に高額の健康食品を売りつけている(5)「効果がなければ返金します」は、悪徳業者が健康食品や医薬品を販売するための宣伝文句

 (6)卵や麺類、しょうゆといった無料贈答品で高齢者を集めた「健康講座」で、健康食品や健康器具を売りつけている(7)国の衛生当局をかたる違法業者が、医療費などの「政府の補助金」を申請するとして商品購入を促す(8)健康食品は医薬品の代わりにはならない(9)電化製品の修理はメーカー指定の業者に依頼すること(10)高利回りをうたう金融商品はリスクが高い。「投資にリスクはつきもの」であることを忘れずに-。(上海支局)