ゼニガメ、ゲットだぜ! 意外と難しいポケモン捕獲 記者が挑戦
玉ちゃんのポケモンGO!(1)任天堂などが開発したスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」が22日午前、国内でも配信された。先行配信された米国などでは、事故などのトラブルが相次ぎ社会現象になるほどの人気ぶり。いったい、どのようなゲームなのか、さっそく記者もプレーしてみた。(玉崎栄次)
「配信されたみたいだよ! 早くインストールして!」
22日午前10時25分ごろ。取材のため、JR川崎駅(川崎市)で電車を降りたところで、上司から電話が入った。
急いで、スマホを操作してみると、早朝に確認したときには設けられていなかった配信画面が開設されていた。さっそくダウンロードした。
ゲームを起動すると、まずは次のような表示が現れた。
《周りをよく見て、常に注意しながらプレイしてください》
メッセージの下には「OK」と書かれたボタンがある。20日に、「歩きながらスマホを操作すると危険だ」という内容の記事を書いたばかり。十分に理解しているので、ボタンを押した。
プレーヤーの代わりとしてスマホの画面上に登場するキャラクターを作るところからスタート。性別を選び、肌や目、服、かばんなどの色を選択できる。好みの黄色を中心にしたコーディネートして、いよいよゲームをスタートだ。
画面には、さきほど自分の身代わりが。と、そのとき、スマホがぶるぶると振動した。近くにポケモンがいることを知らせているのだ。
「早く探して捕まえないと…」。初めてプレーすることもあり、逃げられてしまうのではないかと焦りがちに。気持ちが高ぶり、早足に。
とりあえず、ホームでスマホの操作は危険なので、改札を出た。と、同時に画面上に、ポケモンが地面から植物の芽が出るように「ポンッ」と現れた。
「あ、ゼニガメだ!」
「ゼニガメ」とは青っぽいカメのポケモンだ。ポケモンシリーズが任天堂のゲーム機「ゲームボーイ」用のソフトとして初めて発売されたのは20年前の平成8年。当時、記者は小学生だった。夢中になってプレーした記憶が鮮明によみがえってくる。
ゲーム指示に従って、スマホを操作すると、カメラ機能と連動して、画面上に映し出された現実の光景の中に、ポケモンが登場する。画面下方には、ポケモンを捕獲するために必要な「モンスターボール」も表示されている。
ゼニガメは改札口広場の壁際で動いている。かわいい! スマホ画面を見ながら、周囲に注意しながら人混みを縫うように、ポケモンに近づいていく。
近づいたところで、ボールに指を置き、ポケモンに向けて画面上を滑らせて投げつけた。
1発目は壁に激突。ゼニガメは素知らぬ様子で、ダンスをするように動き回っている。
「慣れないと、けっこう難しいんだな…」
周囲を見渡すと、駅の利用者や商業施設の買い物客など人通りは多い。だが、ポケモンGOをプレーしているとおぼしき人は記者以外にはいないようだ。「国内でも早い段階でプレーした方ではないかな」と変な優越感にとらわれ、思わずにやり。
ところが、すれ違った会社員が、記者がスマホを壁に向けてせわしく動かしている姿を見て、不思議そうな目を向ける。気恥ずかしい気分になる。
2発目もすれすれのところで外してしまった。3度目の正直。慎重にボールを投げると、見事、ゼニガメに的中した。
「やった! ポケモン、ゲットだぜ」。心の中でガッツポーズ。
ポケモン探しの旅に出かけよう。
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