米探査機ジュノーが木星に最接近 約4200キロ、パイオニア11号の記録更新

 
無人探査機「ジュノー」が約70万キロ離れた位置から撮影した木星の画像(NASA提供)

 米航空宇宙局(NASA)は、木星を周回している無人探査機「ジュノー」が、約4200キロまでの最接近に成功したと発表した。これまでは、NASAのパイオニア11号が1974年に約4万3000キロまで近づいたのが最短距離だった。NASAは最接近時に撮影した画像を近く公開するとしている。

 7月上旬に木星を回る軌道に投入されて楕円軌道をとっており、初めての最接近。木星周辺は放射線が強力で、ちりも多く、探査機にとっては危険な環境なため、近づいては離れる軌道を飛行することにしている。

 1年半の観測で30周以上するが、準備期間である最初の2周は特に大きな軌道を描くことになっており、次に接近するのは2カ月先となる。