無人探査機「オシリス・レックス」打ち上げ 米国版の「はやぶさ」
小惑星「ベンヌ」に到着した探査機「オシリス・レックス」の想像図(NASA提供・共同)
米航空宇宙局(NASA)は8日午後(日本時間9日午前)、小惑星からの試料回収を目指す無人探査機「オシリス・レックス」を、米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地からアトラス5ロケットで打ち上げた。
小惑星の試料を世界で初めて地球に持ち帰った探査機「はやぶさ」の米国版。地球と同じような軌道で太陽の周りを回る小惑星「ベンヌ」に2018年に到着、23年の帰還を目指す。
ベンヌは直径約500メートルの天体。生命の材料となる有機物が豊富に存在するとみられ、試料を分析できれば、生命の起源解明の手掛かりになりそうだ。
ベンヌは22世紀には2500分の1の確率で地球に衝突する可能性があるとされ、今後の軌道を精密に予測するための観測も行う。
オシリスはアームの先端に取り付けた装置をベンヌの表面に接触させてガスを噴射。舞い上がった粒子を吸い込んで少なくとも60グラムの試料を集める。(共同)
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