地震被災地復興へがまだせ熊本開催 うめきたガーデン
うめきたガーデンで熊本復興支援の逸品縁日「がまだせ熊本」を開催。熊本の名産やお菓子などの屋台が並んだ=24日午前、大阪市北区
熊本地震の被災地の復興を願い、熊本県の名物を集めた食の祭典「逸品縁日~がまだせ熊本~」が24日、大阪市北区のJR大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期」で開園中の花と緑の庭園「うめきたガーデン」で始まった。30日まで。
熊本弁の「がまだせ」には、「頑張れ」などの意味がある。大阪への販路拡大やブランドイメージの向上などを通じ、被災地の復興に役立ててもらおうと企画された。会場では、さつまいもとあんを包んだ伝統和菓子「いきなり団子」や「オランダ揚げ」など熊本から9店舗が出店した。
阿蘇山ふもとの西原村で「黒糖ジャンボ芋かりんとう」などを販売する「旬香(しゅんか)」の光瀬康弘社長(60)は「復興は道半ば。全国からたくさんのボランティアに来ていただいたが、今度は阿蘇に観光に来てほしい」と話していた。29、30日には熊本の米焼酎も並ぶ。
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