タカタ問題18万台リコール 富士重と日産、マツダ

 
富士重工業がリコールを届けたスバル「インプレッサ」

 富士重工業、日産自動車、マツダの3社は25日、タカタ製の助手席用エアバッグのガス発生装置が湿気で劣化し、作動時に破裂する恐れがあるとして、乗用車計18万7939台のリコールを国土交通省に届けた。

 対象は、富士重工業がスバル「インプレッサ」など4車種、計15万2462台(2007年5月~09年12月生産)、日産自動車が「フーガ」など4車種、計1万2549台(09年1月~12年6月生産)、マツダが「CX-7」と「アテンザ」計2万2928台(06年10月~09年12月生産)。

 いずれも国交省が5月にタカタ製エアバッグのリコール対象を拡大したことに伴う措置で、この問題による国内のリコール対象は計約1729万台になった。