「勤務時間を短くつけるよう指示された」残業隠しの実態訴え「ブラックとか言わずに死ぬ気でやれ」
三菱電機元社員を労災認定三菱電機の研究所で新入社員時代に長時間労働を強いられ、労災認定を受けた元社員の男性(31)が「上司から勤務時間を短くつけるよう指示された」と証言した。支援する嶋崎量弁護士は「名ばかりの自己申告制。勤務時間を正確に記録するよう法律で義務付けなければ、労働時間の上限規制を導入しても意味はない」と指摘する。
男性によると、上司からは「残業時間は月40時間未満にするように。39時間ばかりだと怪しまれるので、数字をばらつかせるように」と指示されたという。
入社後、仕事が徐々に増え、平成26年1月の残業時間は100時間を超えたが「37時間台」と申告。2月には160時間を超えたが「59時間30分」としか申告しなかった。「先輩たちがごまかしに応じているのに、自分だけがきちんとつけるのは悪いという感覚があった」と振り返る。
上司は「研究職は、ブラックとか言わずに死ぬ気でやれ」「おまえの研究者生命を終わらせるのは簡単だ」と言っていたという。
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