第5回赤ひげ大賞、5人表彰 皇太子さま「経験を伝えて」
皇太子さまご臨席のもと行われた「赤ひげ大賞」表彰式で、表彰される山内診療所の下田輝一医師(左から2人目)=10日午後、東京都千代田区
地域で献身的な医療活動に取り組む医師を顕彰する第5回「日本医師会 赤ひげ大賞」(主催・日本医師会、産経新聞社、特別協賛・ジャパンワクチン)の表彰式とレセプションが10日、皇太子さまご臨席のもと、東京都内で開かれた。
式典には医学生約20人も出席しており、皇太子さまは「受賞者の皆さんには、これまでの経験を次に続く若い方たちに是非伝えていただきたいと思います」と述べられた。
日本医師会の横倉義武会長は「超高齢社会を解決する鍵は、かかりつけ医の存在にある」とあいさつ。塩崎恭久厚生労働相は「受賞者は患者と家族の人生に向き合って生活を支える全人的な医療をされてきた」と祝福した。産経新聞社の熊坂隆光社長は「地域で力を注ぐ医師、医療関係者の献身的な活動は日本の力だ」と5人をたたえた。
第5回受賞者は、下田輝一医師(秋田)▽大森英俊医師(茨城)▽明石恒浩医師(神奈川)▽大森浩二医師(京都)▽瀬戸上(せとうえ)健二郎医師(鹿児島)-の5人。
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