初のプレ金「帰った」3% 「仕事終わらず」最多
プレミアムフライデーの午後3時になり、仕事を終えて退社する社員たち=2月24日、東京都千代田区
月末の金曜日に仕事を早く切り上げる「プレミアムフライデー(プレ金)」が初めて実施された先月24日に、実際に早く帰った人は3・7%だったことが3日、首都圏在住の働く男女を対象とした民間調査で分かった。
プレ金は消費拡大を狙って政府や経済界が推進している。実際に帰った人の退社後の行動で最も多かったのは「自宅で過ごした」(41・8%)で、「食事に行った」(32・1%)が続いた。
調査会社によると、実施率は職場規模が大きいほど高い。ただ、実施・推奨している職場でも「早く帰るつもりだったが帰れなかった」という人が16・3%。理由には「仕事が終わらなかった」「後日仕事のしわ寄せが来る気がした」「職場の周囲の目が気になった」などがあがった。
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