秋田県豪雨 一帯泥水、線路崩落も 雄物川氾濫の大仙市 住民「先が見通せない」
大雨の影響で冠水した秋田県大仙市=24日午前10時44分
記録的な大雨が降った秋田県大仙市では24日、雄物川からあふれ出した泥水で住宅や野球場、ビニールハウスなど一帯が漬かり、秋田新幹線の線路も一部崩れ落ちるなど大きな被害が出た。住民からは「先が見通せない」との声が漏れた。
山間部の各地で土砂崩れが発生し、片側1車線の道路は10メートル以上にわたって谷側に落ちていた。
秋田新幹線の大曲駅ホームでは車両が止まったまま。秋田駅方面に向かう線路は一部が崩落し、作業員が補修に追われた。
住宅が並ぶ刈和野地区は、見渡す限り冠水し、道路標識の柱が水流で折れ曲がっていた。住民らは小高い場所に車で避難。ぼうぜんとした様子で町を見守った。
自宅が床上浸水した無職、佐東民子さん(76)は「昨日の昼ごろ、ゴーという音がして、あっという間に畳が水で浮き上がった。お盆には孫が遊びに来る予定だったのに」と途方に暮れていた。
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