放射線で樹脂からガス発生 日本原子力研究開発機構、被曝事故の原因断定
放射性物質が入っていたポリエチレン容器=3日、茨城県大洗町(日本原子力研究開発機構提供)
日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の被曝(ひばく)事故で、機構は7日、貯蔵容器内のビニールバッグの破裂について、核燃料物質に添加されたエポキシ樹脂がプルトニウムの放射線で分解されてガスが発生し、包んでいたバッグも放射線で破れやすくなっていたことが原因と断定したことを明らかにした。
同日開かれた文部科学省の特命チーム会合で報告した。
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