活躍期待の選手、深める自信 今夏の世界選手権 日本がメダルラッシュ

 
須崎優衣

 この夏は各競技の世界選手権が、日本のメダルラッシュに沸いた。体操は男子で21歳の白井健三(日体大)が床運動、跳馬の種目別2冠を含む3つのメダルを獲得し、女子は同い年の村上茉愛(日体大)が床運動で日本勢初の世界一。白井は内村航平(リンガーハット)が負傷途中棄権で7連覇を逃した個人総合でも3位となり「東京五輪に向けて、すごくいい第一歩になった」と自信を深めた。

 柔道は個人戦の男女計14階級で金7個を含む12個のメダルを量産し、東京五輪の新種目に決まった男女混合団体でも優勝した。なかでも初出場で男子66キロ級を制した20歳の阿部一二三(日体大)は豪快な担ぎ技で勝ち上がり「どれだけ研究されようと、その上をいき、東京五輪まで突っ走る」と誓った。

 レスリングは金6個を含む9個のメダルを獲得。女子は伊調馨(ALSOK)吉田沙保里(至学館大職)らを休養で欠く中、初出場の18歳、48キロ級の須崎優衣(東京・安部学院高)らが優勝し、男子もグレコローマンスタイル59キロ級の文田健一郎(日体大)、フリースタイル57キロ級の高橋侑希(ALSOK)が王者に輝いた。

 過去最多4個のメダルを獲得したバドミントンは、リオデジャネイロ五輪3位の奥原希望(日本ユニシス)がシングルスで日本勢初の金メダルに輝き「ゴールはここではない」と3年後を見据えた。新体操も過去最多4個のメダルと躍進した。

 フェンシングは男子フルーレで20歳の西藤俊哉が銀、19歳の敷根崇裕(ともに法大)が銅メダル。競泳は女子200メートル個人メドレーで初出場の大橋悠依(東洋大)が2位に入り、ヒロイン候補に名乗りを上げた。