東京電力福島第1原発の高橋毅所長(54)は20日、報道陣のインタビューに答え、「(原子炉は)非常に安定している」と強調したが、水処理設備については、さらに信頼度の高いものが必要との認識を示した。一問一答は次の通り。
「地元の皆さま、福島県の皆さまに大変なご迷惑をおかけし、心からおわび申し上げる。プラントは冷温停止状態というところまで持ってくることができた。吉田昌郎(前所長)の思いを引き継ぎ、事故の収束に取り組んでいる」
--原子炉は安定していると自信を持って言えるか
「非常に安定していると思っている。1年近くたって、原子炉から出てくる熱量も小さくなっている。余裕を持って対処ができる状態だ」
--2号機の温度計の故障が判明した
「機械なので、残りが故障しないとは言い切れないが温度計は複数ある。格納容器の圧力や水の量などいろいろなパラメーターを監視して総合的に見ていく」
--今後の難題は
「一番重要なのは、放射性物質を含んだ、循環させている水を外に出すようなことがあってはならないということ。確実に行いたい。設備も急ごしらえのものから、もっと信頼性のあるものに置き換えていきたい」