□審査委員長講評 有馬朗人氏
■保全活動の裾野広がる
今回は、全国の企業や団体、学校などから合計96件の応募が寄せられました。環境問題の解決に向けたさまざまな活動や取り組みは年々幅を広げており、温暖化防止策や生物多様性の保全など、持続可能な社会の実現に向けての真摯(しんし)な姿勢を、審査を通じて実感することができました。表彰する優秀7組の内容はいずれも甲乙つけがたく、審査にあたっては大変苦労いたしましたが、最高得点を獲得し、総合評価の高かったサントリーホールディングスにグランプリに相当する「大賞」を授与することにいたしました。
他の6組につきましても、それぞれが「地球環境大賞」の名にふさわしい成果をあげております。こうした素晴らしい取り組みが社会の裾野に広がり、環境問題に対する社会全体のレベルアップにつながること、より良い地球環境を維持するという考え方が広く社会に定着することを期待したいと思います。
本顕彰制度が今後、ますます充実し、地球環境の保全活動に積極的に取り組む産学官、市民グループの良き指針となることを願っております。
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□乾杯あいさつ WWFジャパン会長 徳川恒孝氏
■クリーンな地球伝えたい
今回の審査で感じたことは、栄えある賞を受賞された方以外にも、実は素晴らしい会社がたくさんあるということがよく分かりました。環境問題に対する経済界、社会全体の取り組みが上がってきていることを大変うれしく思っています。近く「リオ+20」(国連持続可能な開発会議)がありますが、WWFもいろいろな形で地球環境のために一生懸命にやっていきたいと思います。
子供や孫などの次の世代が途方に暮れることにならないよう、みなさまと力を合わせて地球をクリーンなまま伝えていきたいと願っています。