東電は一時貯蔵タンクの代わりに、タンク近くにある3カ所の一部未使用の地下貯水槽を使うことを決め、新たに約1万トンの容量を確保した。地下貯水槽は粘土質のシート1枚とポリエチレンシート2枚を重ね漏水を防ぐ構造になっている。だが、別の地下貯水槽では4月に漏洩が起き、全ての水を地上タンクへ移した経緯がある。当時の漏洩原因は不明のままだ。
タンク堰内の水は、最大で1リットル当たり51万ベクレルの高濃度放射性物質が検出されている。この上、地下貯水槽からも漏洩すれば、汚染水問題はさらに困難な状況に陥ることになる。(原子力取材班)