生食を黙認する“脱法レバー” 曖昧な制度…焼き肉店から撤廃求める声も (4/4ページ)

2013.10.27 12:04

 復活の可能性は?

 ユッケの事件を発端に、禁止が決まった生レバー。復活を期待する愛好家や焼き肉店関係者は多いが、厚労省の担当者は「科学的に生でも安全に食べられるという殺菌方法が見つかれば見直しを検討するが、新しい方法が出てくるまでは委員会などを組織して制度を検証する可能性は低い」と説明しており、現時点では復活は難しい。

 全国約400社の焼き肉店運営会社が加盟する「全国焼肉協会」(東京)の旦有孝・専務理事は「牛の生レバーだけ禁止すれば、他の内臓は生で食べても大丈夫という話になりかねず、食中毒のリスクをかえって高めてしまう可能性がある」と指摘するが、「法律で決まった以上、ルールは守らなくてはならない。今は新しい殺菌方法が見つかるのを待つしかない」と話す。

 制度の曖昧さについても「生レバーに限らず、店の肉を食べて食中毒が出てしまえば、店の責任になる。リスクが高い食品は店員が調理するようにするなど国のルールだけでなく、店自らが対策をする必要がある」としている。

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