海洋エネルギー・鉱物資源開発計画は、海底資源開発に必要な技術的課題や目標時期などの道筋を示す。経産省は6日に初会合を開いた総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の資源・燃料分科会で、見直しに向けた議論を始めた。同日の会合では委員から「(メタンハイドレートの商業化に向け)新しい技術を使い、生産性を高める必要がある」などの意見が出た。
メタンハイドレートのほか、石油・天然ガス、レアメタルを含む「海底熱水鉱床」の開発計画などについても議論し、年内をめどに取りまとめる方針だ。
◇
メタンハイドレート 天然ガスの主成分となるメタンガスと水が低温・高圧の環境下で結晶化した氷のような形状の物質。永久凍土地帯や大陸縁辺部の海域に存在し、火をつけると燃えるため「燃える氷」といわれる。政府の委託を受けた独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)などは今年3月、愛知県沖の海底にあるメタンハイドレートの層から天然ガスを取り出す実験に成功した。