富士通が出展した国内初の特許管理クラウドサービス「ATMSPROPAS」=東京都千代田区【拡大】
最新の特許情報と知的財産関連の新製品・技術を一堂に展示する「特許・情報フェア&コンファレンス2013」(発明推進協会、日本特許情報機構、フジサンケイビジネスアイなど主催)は7日、2日目を迎え、会場の科学技術館(東京都千代田区)では関連企業がソフトウエアやサービスのPR合戦を繰り広げた。会期は8日まで。
富士通は国内初の特許管理クラウドサービス「ATMS PROPAS」を展示している。企業と特許事務所が個別に管理しているデータをクラウド上の基盤に統合することで、双方からデータを更新して情報を共有。企業側からの作業依頼や特許事務所からの納品通知などの手続きが迅速化されるだけでなく、手続き上のミスも排除できるという。専用ソフトやサーバーの購入が難しい中小企業向けに12月に発売する。
NRIサイバーパテントのブースでは知財情報の検索、分析・管理の最新システムを紹介。特許検索・データベースサービス「NRIサイバーパテントデスク2」は日本の特許や実用新案、意匠、商標をはじめ、海外情報も豊富に収録しており、特許の経過情報をフローチャートで表示することができる。