渡辺容疑者は一連の事件への関与を素直に認めた。犯行動機については「(作者の藤巻忠俊さんが)漫画で成功したことにやっかんだ。(脅迫文に)指紋がつかないように細心の注意をしていた」と供述。15日午前に上京したとみられ、「脅迫文を投函するためにきた」と説明している。
捜査関係者によると、渡辺容疑者の関与が浮上したのは、今年10月以降。報道機関やコンビニ店に送られた脅迫文で名指しされ、毒物のニコチンが検出された菓子が置かれたとみられる千葉県浦安市内のコンビニ店近くの防犯カメラに、マスクや手袋姿で周囲をうかがうような動きをしていた不審者が映っていた。
この人物が昨年10月12日に上智大学の防犯カメラに映っていた上下黒い服のやせ形の人物と体格などが似ていたほか、同日に浦安市内のネットカフェで、ネット掲示板に犯行声明とみられる書き込みがあったことから、捜査1課は浦安市周辺に土地勘がある可能性も視野に捜査していた。